”鎧球春秋プレイバック” 関東高校SIC地区予選 2019年4月7日
【第1試合】 聖望学園高校 vs 川越東高校
1対1のタックルシーンですがこの場合はボールキャリアーが有利です。タックラーは当たる角度が悪かったのか芯を外されています。
RBはしっかり前を見て敵を「かまし」てロングゲインを目指します。
これはボールキャリアーの態勢はいいのですが3人のタックラーに囲まれています。一人を弾き飛ばしても次から次へとデフェンスが向かってきます。
「守備は全員で」と言われる所以(ゆえん)です。
【第2試合】 狭山ヶ丘高校 vs 武南高校
思わず「痛い」と言ってしまいそうなタックルです。でも最近では必ずしも褒められません。脳震盪や頸椎損傷を被るのはタックル側なんです。これが反則になったかどうか判りませんが頭頂部からタックルにいくと危険なタックルとされてしまいます。それにしても突き刺さってますよね。
ロングパスをキャッチしてTD。と想像できるシーンです。このシーンを撮影したカメラマンが殊勲賞です。カメラマンは通常サイドラインで撮影しています。このパスを予測してエンドゾーンの後ろに行ったのかな?
この角度から撮れるというめったにないチャンスをものにしたのがエライ。
【第3試合】 浦和学院高校 vs 江戸川学園取手高校
RBが密集を抜けてエンドゾーンを目指します。カッコいいですよね。彼が何年生か判りませんが江戸取は3年の春で進学に備えて引退します。この写真一枚で将来自分の子供に自慢できますよね。「お父さんはフットボールやっていて強かったんだぞ」って。
たぶん足関節を痛めてサイドラインに下がってきた選手をトレーナー担当の女子マネージャーが面倒を見ているシーンです。トレーナーは応急対応を心得ています。試合会場には常にお医者様が控えています。トレーナーで手に負えない場合は直ぐにお医者様に診てもらえます。