「鎧球春秋」ご無沙汰でした。
NFLのSuperBowlも終わり2020 Football Seasonが完全に終了しました。
SICNの2020秋季大会もコロナ禍の中でしたが、なんとか関係者の努力で実施され、無事に終了しました。
なんとか3年生に公式戦を経験させて卒業させたいという強い思いからの開催でした。
日程も会場も公表されず、父母やOB・ファンの観戦も許されない中での開催でしたが1件の感染も発生させませんでした。
SICNと埼玉県アメリカンフットボール協会(SAFA)の公式カメラマンであるPpeysann(ペイさん)が今回もたくさん写真を撮ってくれました。
プライバシー保護等の問題もあり全てを公開することはできませんが、2019秋季大会の時と同じようにいくつかをピックアップしてご紹介します。
なお、2020春季大会はコロナの影響で中止になりました。
【第1試合】 狭山ヶ丘高校 vs 浦和学院高校
秋季大会の初戦です。夏休みも入校禁止だったりと満足に練習できていないチームが多かったと思います。リモート会議などでチームコンセンサスを指導したりして試合に臨んだと聞いています。さぞ顧問の先生や指導者の皆さんは大変だったと思います。
最初の一枚は力強いRBの写真です。やっぱりフットボールはディフェンスを蹴散らして走るランナーが最大の魅力です。いい写真だと思います。
QBがラッシュを受けてあわやQBサックになったのか?、なんとかパスを投げたのか?
QBサックはディフェンスの勲章です。でも一つ間違えば反則を取られます。
QBはルールで物凄く守られています。パスを投げた後にQBをヒットしたりしたら、ラフィング・ザ・パサーという反則を取られます。これはパーソナルファールといって、とても重い反則です。相手に15Yrdの罰退が課され、オートマチック1st Downが与えらます。
もちろんQBがボールを持っていたり、パスを投げる前ならばタックルしたりヒットしても構いません。この写真は反則ではありません。でもQBは地面に叩きつけられるでしょうね。
【第2試合】 合同(埼玉平成・栄東・武南・開志国際) vs 聖望学園高校
オールスター戦のようです。混成のオフェンスチームです。異なるヘルメットが4つ。
春の新入生勧誘もままならない中、チームを維持していくのは大変だったと思います。
それでも公式戦を経験させたいという先生方がリモートで打ち合わせをしてチームを作り、試合に臨みました。結果よりも公式審判のもとで試合をやったということが大事です。
ナイスキャッチ!??だと思います。美しい映像です。サイドラインの選手たちの視線も見事にレシーバーに集中しています。これが反対側から撮影されてレシーバーの顔が映っていたら彼の生涯の宝物になると思います。
あなたはこんな人にぶつかっていけますか?
素晴らしいスピード感です。空飛ぶディフェンダー。
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