”鎧球春秋プレイバック” 関東高校SIC地区予選 2019年4月14日
【第1試合】 栄東高校 vs 埼玉平成高校
カッコいいですね。サイズでは敵いませんが映像はまさにNFL級。強い当たりとハンドオフでタックラーをはね飛ばして次の走路をうかがっています。こういう動作はなかなか習ってできるものではありません。天性を感じます。
左の女子マネージャーはボールパーソン、右のマネージャーはウオーター係り。何かがあって試合が止まっているのかもしれません。二人はサイドライン際にしゃがんでつかの間の小休止。試合中は緊張の連続ですからね。微笑ましい一コマです。
【第2試合】 花咲徳栄高校 vs 敬愛学園高校
あと少しでパスブロックできるところでした。パスディフェンスというと後ろを守るセイフティーやコーナーバックの仕事と思われますが実はディフェンスラインの仕事が重要です。ラインがブロックしたらパス失敗ですし、コントロールを乱したらディフェンスバックの餌食です。
これのポイントはタックルに向かう選手の表情です。ブロックに来ている選手をはねのけてボールキャリアーのボールに目が行っています。ボールにハードヒットすればファンブルの可能性もあります。このように守備の選手は常にボールを奪い取ることを考えています。
【第3試合】 千葉日本大学第一高校 vs 聖望学園高校
日本では珍しいハードリングというテクニックです。タックラーが低く来た時にそれを飛び越えてタックルをかわすテクニックです。エンドゾーンのパイロンが見えていますのでタックルを飛び越えればTDだと思われます。なかなか見られないですし、よくぞ撮った一枚です。
あまり取り上げられることが少ないキックシーンです。これはホールダーがいますのでフィールドゴールトライのシーンですね。このFGで得られる3点が勝敗の行方を左右することが良くあります。ゆえにキッカーの責任は重く、そしてヒーローになるケースが多いです。